いのちに触れ いのちを育み いのちに学ぶ
長野県南部の温暖な気候に恵まれた飯田市。
東に南アルプス、西に風越山(かざこしやま)を望み、天竜川と松川が織りなす河岸段丘の高台に、下伊那農業高等学校は位置しています。
果樹や茶の栽培が盛んで、伝統野菜が守り継がれてきたこの地に、大正9年(1920年)に産声を上げた本校は、令和2年に創立100周年を迎え、本年で106年目を歩み始めました。
伝統を誇り、大志を抱く
校内には、かつて来校された新渡戸稲造氏の揮毫(きごう)による「Boys be ambitious! (少年よ、大志を抱け)」、そして「学如登山(学は登山の如し)」の言葉が掲げられています。私たちは、この伝統ある「質実・剛健」「誠実・堪能」「積極・真摯」の三つの校訓を指針とし、これまでに19,000名を超える卒業生を世に送り出してまいりました。
令和7年度、新たな学びのステージへ
時代の変化に即した「栽培科学科」「地域資源科」「生物活用科」の3学科・6コース体制へと生まれ変わりました。スマート農業から食品サイエンス、動物介在活動や園芸デザインまで、1年次で基礎を学び、年次を追うごとに自らのテーマを深めていく「探究的な学び」を実践しています。
地域とともに、未来を創る
特に、地域企業や自治体と連携した「南信州の持続可能な未来の創り手育成」への取り組みは、本校の大きな柱です。地域社会という生きた現場での学びは、生徒たちの課題解決能力を育み、国公立大学への進学や専門職への就職といった、確かな自己実現へと繋がっています。
農業という「命に学び、心を育む」教育を通じ、豊かな人間性を養うとともに、生徒一人ひとりのウェルビーイング(幸福)を支援してまいります。今後とも、本校の教育活動へのご理解と温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
下伊那農業高等学校長 本田 耕一
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